悠貧の時代

　今年は石津謙介先生生誕１００周年です。先生のすべてがわかるサイトが誕生しました。
石津謙介　大百科
　　　　　　　http://www.ishizu.jp/
石津謙介さんとは一度しかお会いした事がありません。
１９７４年昭和４９年　ＶＡＮ　jac.入社試験社長面接。
他社は学生服で就職活動をしていたのですがＶＡＮにはＫｅｎｔの黒のブレザーにレジメンタルタイでのぞみました。



石津社長「君のところ（大学）ではそんな格好（ＩＶＹ）してる学生多いの？」と質問されました。
　　　　　　「はい私の所属しているヨット部とかアメリカンフットボール部など体育会に多いです。」

これだけの会話でしたが石津先生の人間性の素晴らしさ直感しました。

就職は悩んだすえ、「何故だ！」で有名な岡田茂社長のところでお世話になりました。

石津先生の言葉に「悠貧」があります。
”貧という字をどう考えるかなんですよ。貧乏人と言ったら悪いというか、マイナスイメージですよね。それでね、貧という字は見ようによっては何も恥ずかしいことではないんじゃないか。堂々とした貧もあることを清貧というでしょう。しかし、清貧というのは自分がいう時には、自分が清い、というのもおかしいなと思って、そうじゃなくて貧という字をわけたら貝を分けると書くんです。貝というのはお金のことなんですよ。貨幣のことね。貨幣を分けるんだけど、余っている人は余っていない人に貨幣を分けてあげればいいじゃないか。これは共存共栄のことだろうと思うです。悠々と貧であってもいいんじゃないかと思って悠貧という言葉を使っているんです。”
この言葉は９０年代バブルの反省から生まれたものでありますが、貧乏でも見栄をはらず、信念さえあれば貧も楽しめる考え方次第で前向きになれると言うメッセージと解釈しています。
震災から今日で一か月。今こそ悠貧を楽しんで行きたいものです。
先日、医師と不動産屋社長と３人で飲みました。これからの生き方生活を見直す時期と激論の末、結論付けました。ニーエネルギー、エコロジー生活。電気がなくてもまた楽し。



近隣でも春を楽しめます。



今年の夏は扇子が活躍しそうです。買い物にも風呂敷き持っていきましょう。

石津先生と出会った年
１９７４年は長嶋引退、田中角栄辞任
ベストセラー：「かもめのジョナサン」「ノストラダモスの大予言」
映画：「ゴッドファーザーＰａｒｔⅢ」
音楽は　「追憶」がはやっていました。

タグ：ＶＡＮ 石津謙介

コメント 18

凄～御逢いしたことあるのぉ～
サインもらったよねっ＾＾
by みうさぎ (2011-04-11 16:05) 

みうさぎ　さん
今日は！
社長面接で？・・・・・（笑）・・・・・もらっておけば良かったかな（＾＾；
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-11 16:36) 

石津謙介さんのエッセイ集は今でも愛読書です。
出版されてからずいぶん経つのですが、内容など全く古くなっていません。
折に触れて啓発されています。
by ナツパパ (2011-04-11 19:39) 

こんばんは。
わたしは21歳～24歳までヴァンジャケット名古屋で働いていました。残念ながら石津社長には一度もお会いする事はありませんでしたが、石津スピリットは今でも私の宝です。
by murayasu428 (2011-04-11 20:28) 

ナツパパ　　さん
今晩は！
そうですね！石津先生の人生哲学で「僕は昨日のことを忘れ、おとといのことを忘れ、失敗のことを忘れ、悲しいことを忘れると。そうすれば、残ったのは楽しいことばかりになる」この幸福論が忘れられません。
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-11 21:59) 

murayasu428　さん
今晩は！
ヴァンジャケット名古屋でしたか。三越に入社して科学技術館や赤坂プリンスホテルのＶＡＮセールの応援が初仕事でした。石津スピリッツト＾＾同じく宝です。

by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-11 22:08) 

Ｂｌｕｅ☆さん。
私が20代後半の頃に勤めていた、三幸衣料の時代には名古屋三越様でオスカー・デラレンタのブレザーを販売をしていました。その後、数社転職してオーストラリア製のシェリダンと言うベットリネンを扱う会社では名古屋三越様、松山三越様、広島三越様を担当していました。三越様の社員さんは皆さん優しく親切な方ばかりでした。
by murayasu428 (2011-04-12 00:08) 

お金がなくても楽しく生きられたらいいですね!
でも、お金があった方がもっと楽しく・・・なんて思ってる私はまだまだガキですね・・・。（汗）
by Gamaoyabeeeen (2011-04-12 00:50) 

1981年晩秋にお見合い相手の女性と表参道を歩いていたら、
和服にケープコートを羽織った石津謙介さんとすれ違ったことがありました。
鹿島茂の著書「この人からはじまる」に、石津謙介さんとヴァンヂャケットが紹介されていました。
白洲次郎の奥様の白洲正子など、今年は生誕100周年のイベントが行われている著名人が多いですね。
by tateichi_m (2011-04-12 03:10) 

murayasu428　さん
おはようございます。
オスカー・デラレンタ！懐かしいですね。頭が似てると言われました（笑）。
婦人服一筋でした・・・・・竹久みちさんにもお世話になりました。地方には高松に転勤した事があります。同じ知り合いがいるかもしれませんが、皆退職してしまいました。東京にいらっしゃる事がありましたら飲みにでも行きましょう。
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-12 08:01) 

Ｍｒ．Ｇａｍａｏｙａｂｅｅｅｅｎ
おはようございます。
おやビン世代はどんどん消費リーダーじゃなくちゃ（＾＾
♀欲線度計振り切れてますよ（笑）僕は服欲が少し残っているだけ（爆）。
余震きびしいですね一か月揺れている感じです。

by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-12 08:36) 

tateichi_m　さん
おはようございます。
石津先生は日本の男をおしゃれにした最大の功労者ですね。
我々生誕１００年の２０５０年前後はどんな日本になっているのでしょうか（不安）
記事になさっていた・・・・下船酔いです。いつまで続くのでしょうか？
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-12 08:43) 

こんばんは。
15年ほど前には1ヶ月に一度、店長会議で東京に行っていました。その会社を退社してからは東京に縁が無くいってませんが、行く機会があれば一度お会いしたいと思っています。Ｂｌｕｅ☆さんも名古屋にいらっしゃる事があれば飲みたいです。
by murayasu428 (2011-04-12 20:16) 

晩年の石津先生を、青南小学校の傍でお見かけしました。
少しロン毛？でギャバのコートでステッキを使っていらっしゃいました。
"The way we were"、懐かしいです。
青春の挫折後、泣きながら何度も見ました。そんな時もありました。
by selybar (2011-04-12 21:43) 

ハゲアメリカーノさん今晩は・・・やっぱりこっちの方がしっくりくるな～（笑）
変化を好まない私は頭が固くなって行ってるんでしょうか？Blue☆さん

すごいですね、あの石津大先生から直接面接を受けたなんて、アイビーリーガー名利に尽きますよね。一生忘れる事のない貴重な経験でしたね。

相変わらず余震が毎日続いていますね、東京も頻繁に揺れているんでしょう？大変ですね、くれぐれも気を付けてお過ごし下さいね。
by サントラ (2011-04-12 23:34) 

murayasu428　さん
おはようございます。
是非！来京のおりにはお会いしたいですね。残念ながら３０日の名古屋のパーティーには都合がつかなくて伺えません。

by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-13 08:23) 

selybar　さん
おはようございます。
石津先生！おしゃれだったでしょう。
青春の＾＾挫折を経験されているかたには人の痛みがわかる優しさが・・・・。
青春の涙は美しい。。
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-13 08:33) 

サントラ　さん
おはようございます。
小生もなかなか新ＨＮに慣れなくて（＾＾；
石津先生、岡田茂・・・・・濃いでしょう（笑）。
昨日はＡＴＣで中村画伯のショーに行きました。そのあとライブハウスにいって午前様（笑）。
テレビ録画してありますのでこれから見ます。
by Ｂｌｕｅ☆ (2011-04-13 08:41)